Tackle Readyの5つの段階

タックルコンテストには必ず、タックラーとボールキャリアーの最低2名がいる

ここでは、コーチとプレーヤーの両方のみなさんに、タックルに関する以下の各段階について、詳しく情報を提供していきます:

  1. トラッキング(追跡する)
  2. プレパレーション(備える)
  3. コネクション(相手に接触する)
  4. アクセラレーション(加速する)
  5. フィニッシュ(最後までやりきる)

以下の章では、各段階の重要業績評価指標(KPI)について詳しく説明し、プレーヤーが行うアクティビティの例を紹介します。また、プレーヤーがコンタクトプレーをする前の準備としてのアクティビティも紹介しています。

コーチは、自分のラグビーチームなどでTackle Readyを取り入れる際に以下の点を考慮するようにしてください:

  • あなたがいるラグビーチームなどの集団には、タックルの文化がありますか?
  • 体系化されたタックルシステムがありますか?
  • そのタックルシステムの中で重要な要素は何ですか?
  • その効果をどのように測定していますか?
  • タックルのコーチングはどのくらい効果的に行われていますか?
  • プレーヤーは安全で効果的なタックルをどれだけ効果的に行っていますか?
  • 個々のタックルテクニックを十分に重要視していますか?
  • タックルを継続的に向上させていくために、自分が指導するプレーヤーに的確なフィードバックやアクションプランを提供していますか?
  • タックルのトレーニングに十分な時間とリソースを費やしていますか?
  • どうすれば、プレーヤーの負荷を考慮しながらプレーヤーを効果的に準備させられますか?